介護と睡眠について考えてみた

介護と睡眠について考えてみた

介護と睡眠はとても大事な相関関係にあると思っています。

よく介護の現場で「昼夜逆転」などの方が多いなど様々な睡眠に関するお話を聞きます。

しかし、昼夜逆転を修正する活動に多くの投資をしてる方はどの程度の割合でしょうか?個人的にはそんなに多い感じしていません。

多くの方は夜中に起きちゃうので様々なセンサーで事前に事故防止がしたい、睡眠薬で解決したいなど短期的な解決策が多いのではないでしょうか?

しかし、大変かもしれませんが、長期的に見ると生活のリズムを改善すれば自分(介護する側)の生活のリズムに影響も無くなるし、介護される側も健康になる。まさにWIN WINの状態になると思っています。

睡眠は健康のバロメーター

睡眠は健康のバロメーター。この言葉は誰もが知ってる標語ですね。

健康だから良い睡眠ができるのか、良い睡眠だから健康なのか。

どっちも正しいです。

健康でないと良い睡眠は得られません。

私は睡眠診断士という資格を持ってて少しは詳しいです。睡眠についてお話します。

体内時計

人間には体内時計が備わっています。言葉が安っぽいので都市伝説的なニュアンスで科学的じゃないと感じる方も多いと思いますが実際にあります。

科学的にはホルモンの分泌のタイミングで人間が覚醒(起きたり)寝たりしてるという事が解明されてます。

なぜ「時計」なのか?

それは、疲れたから眠くなる物質を出してるのじゃなくて、決まった時間帯にその物質は分泌されているからです。

例えば朝方には「セロトニン」というホルモンが分泌され「セロトニン細胞」を活性化させて目覚めます。セロトニン細胞は運動などの刺激に反応するので目覚めてからの運動、または朝ごはんを食べるなどの活動はセロトニン細胞の活性化を助け気分が良くなります。

そして、夜になるとセロトニン細胞の活動は低下してセロトニンという物質はメラトニンという物質に変化します。

このサイクルは、朝の光を浴びて14時間〜16時間でセロトニンの量が現象しメラトニンが増加すると言われています。

これが「体内時計」と言われる所以です。

健康と睡眠

高齢者の介護の問題で「認知症」という大きな問題もあります。

睡眠の質と認知症の発生率の相関関係も最近ではあるのではないかと学術論文も出てるようです。

それ以外でも、睡眠不足や不規則な生活リズムは誰もが「健康的ではない」というのはわかっている事だと思います。

どうやったらよく寝てくれるのか?はどうやったら健康になれるのか?とイコールだと言えます。

すぐに実践できる簡単な考え方

体内時計の章で書いたように、寝る、起きるはホルモンの分泌で制御されています。

その起点は太陽の光です。部屋の明かりではダメです。光度によっては良いかもしれませんがシンプルに書きます。

朝起きる時間は1〜3時間の違いの個体差があるでしょうが、まず目覚めたら朝日を浴びせる事です。曇ってても雨でも外の光を浴びせる事が一番大事です。

そして、昼間は可能な限り窓際でも良いので外の光を浴びてもらう事を毎日続ける事です。最初はこれだけで改善が見られるはずです。

疲れたら寝るのではないのです、リズムで寝るのです。そのリズム、つまりホルモンの活性化リズムをまずは整えてあげましょう。

まとめ

睡眠の改善は健康の改善です。長期的続けることで結果が生まれます。

人間はホルモンの分泌で気分も変化します。物理的な体の健康と同時に気分の健康もよくなって行くかと思います。

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